LINEで流れてしまう介護の記録の残し方
家族の連絡はLINEのグループが手軽です。ただ、「前回の通院で何と言われたか」「熱が出たのはいつだったか」をあとから探そうとすると、ほかのやりとりに埋もれて見つかりにくくなります。連絡のしかたは変えずに、あとで見返したいことだけを別に残す方法を紹介します。
連絡はLINE、あとで見返すことは記録に
「今から向かう」「明日の予定を変えたい」といった、その場で済むやりとりはLINEのままで構いません。食事・服薬・体調や、診察で聞いたことのように、あとで見返したいことだけを日付と一緒に別の場所に残します。すべてのやりとりを二重に書く必要はありません。
使い分けの例(架空)
LINE:「今日は15時ごろ行きます」
記録:「15:20 訪問。おやつにヨーグルトを食べた。次に持っていく日用品はティッシュ」
まず残すものをひとつだけ決める
最初から全部を記録しようとすると続きません。家族の中でよく聞かれることをひとつ選びます。食事の様子、訪問したときに気づいたこと、通院で聞いたことなど、家族の事情に合うものからで十分です。
書けない日があっても、記録がないことを「何もしなかった」「何かあった」と決めつけないように、家族のあいだで話しておきます。
Androidを使っている家族がいるとき
かぞくノートで記録を共有するには、全員にiPhoneが必要です。Androidを使っている家族には、必要な期間の記録をPDFにして、LINEで送る方法があります。PDFは利用者が手で送るもので、アプリから自動で送られることはありません。
送る前に、宛先と中身を確かめる
介護の記録には、本人の体や暮らしについての情報が含まれます。本人の考えを聞いたうえで、必要な相手に必要な範囲だけ送ります。送ったPDFは、あとでアプリの共有をやめても相手の手元に残ります。
急いで返事がほしい用件は、記録を読んでもらうのを待たず、電話などで直接伝えてください。
